②-4-2.ボーリングデータ作成サービス(Ver.4)の使い方 

サービス内容・・・柱状-BASE.NETのクラウド版!!・・・地質・土質成果電子納品要領(平成28年10月版)対応

  1. 本サービスは、地質調査データ処理ソフトシリーズ [柱状-BASE.NET] のクラウド版です。クラウドならではの機能が満載です!!
    • 必要な時に必要なだけ利用できます(無駄な投資が不要となります)。
    • 煩わしいインストール作業が不要です(インストールによる不具合から解放されます)。
    • いつでも最新版が利用でき、バージョンアップが不要です。
    • PCだけでなくタブレット・スマートフォンからも利用できます(現場・外出先などからの利用に適しています)。
    • Windows OSだけでなくMac・Linux・Androidからも利用できます。
  2. ブラウザからボーリングデータを入力し、[CALS 電子納品]ボーリング交換用(BED0400.DTD)データを作成します(以降、単に[ボーリングデータ]と言います)。
    •  [CALS電子納品]ボーリング交換用データ作成要領は[こちら]を参照して下さい。
  3. また本サービスを通じて、以下の[ボーリングデータ関連サービス]と同様のサービスを提供します。データ編集を伴う場合は、本サービスからご利用下さい。
    • ②-1 柱状図作成 ボーリング柱状図及びボーリングコア取扱い・保管要領(案)・同解説(平成 27 年 6 月)の柱状図をPDFで作成します(以降、柱状図作成要領案とします)。
      ②-3 柱状図位置(経緯度)・標高・住所登録 Web-GISと連動しており、地図上でクリックした調査地点から位置座標(経度、緯度)・標高・メッシュコードを編集中データに登録します(住所登録は未実施)。
      ②-4 CALSデータ変換 編集対象データとして柱状-BASE・岩盤柱状-BASE・旧CALS電子納品形式を指定すると、[CALS電子納品]ボーリング交換用(BED400.DTD)データにフォーマット変換します。
      ②-5 クラウドサーバ登録
         (2019.09.08~)
      ボーリングデータをクラウドサーバに登録し、地図・一覧表を通じて何時でも何処でも(再)利用できます(他ユーザとのデータ共有も簡単です)。

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Version 4.1.0.0 の機能制限について

 本サービスは[柱状-BASE.NET]のサブセットの位置付けであり、Version 4.1.0.0では以下の機能制限があります。
  1. [一覧][登録][地図]機能は(2019.09.08~)機能公開しました。
  2. 印刷設定(柱状図様式の詳細設定)・背景色設定・図模様設定・・・・・・今後のVer.UPで提供予定
  3. 簡易柱状図(P21)出力・柱状図一括印刷・CALS4形式への一括変換・・・[柱状-BASE.NET]のみ機能提供

CALS4形式の独自拡張について

 ボーリングデータ作成サービスのデータ形式として CALS4 形式を採用するにあたり生じる不具合を解消するため、CALS4形式に対して以下の独自拡張を行っています。
  1. T.P.以外の任意の標高基準に対応
    • CALS4形式ではボーリング孔口標高基準をT.P.(TokyoPeil)として規定していますが、A.P.(ArakawaPeil)、Y.P.(YodogawaPeil)、仮ベンチ(KBM)など、T.P.以外の標高基準を持つ柱状図に対応します。
    • ドロップダウンリストからの選択だけでなく、任意の標高基準をキー入力できます。



  2. 柱状図縮尺のデータ登録
    • CALS4データ内に柱状図縮尺を埋め込むことが可能です。



  3. 柱状図出力範囲の設定
  4. 柱状図の出力範囲を上端深度・下端深度で指定します。
    • 下端深度を省略すると総削孔長に合わせて自動的に設定されます。
    • 上端深度=下端深度の場合は指定を無視(0~未指定)します。
    • 上端深度>下端深度の場合は指定を入れ替えます。



  5. N値グラフ線・コア採取率・最大コア長の部分非表示処理
  6. N値グラフにおいて、各測定間をつなぐ線分を描画しない(部分非表示処理)表現が可能です。
    柱状および岩盤-BASE/Winでは空(ブランク)行を入れることで指定していましたが、本システムでは[線非表示]欄をレ(クリック)することで指定します。
    コア採取率・最大コア長についてもグラフ線の部分非表示処理が可能です。




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  7. 拡張データの登録
  8.  上記の独自拡張データはCALS4のZ様式(<フリー情報>タグ)内に[]データとして登録されます。
    Z様式はフリー欄であるため、CALS4形式の規定を逸脱することなく独自形式データを登録することができます。
    入力編集機能のZ様式には、これらの情報は表示されず、エンドユーザが独自拡張データの存在を意識することはありません。




出力範囲










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メニュー構成

  1. [新規]…新しくボーリングデータを入力するときに使います。
  2. [ファイルを開く]…既存のボーリングデータを修正・追加入力するときに使います。
  3. [ファイルを保存]…入力したデータを[CALS電子納品]ボーリング交換用(BED0400.DTD)データ形式でダウンロードするため、自身のPCに保存します。
  4. [一覧]…登録データ一覧表示サービス[⑤-1 ボーリングデータ関連]に移動するため、一覧表から編集データを選択します (2019.09.08~)。
  5. [登録]…入力したボーリングデータをクラウドサーバ(Kiso-Cloud)に登録して蓄積します (2019.09.08~)。
  6. [地図]…編集中データの位置(経度、緯度)座標を画面中心位置として[Web-GISサービス]に移動するため、地図上から編集データを選択します (2019.09.08~)。
  7. [図表示]…入力データから柱状図作成要領案に従った柱状図をPDFで作成し、新しいタブを開いて表示します。
  8. [図保存]…入力データから柱状図作成要領案に従った柱状図をPDFで作成しダウンロードするため、自身のPCに保存します。
  9. [最終更新]…最後に編集していたデータを編集データに指定します。編集途中で終了した、ブラウザの[←:戻る][→:進む]ボタンを押した場合など、編集作業継続のため使用します。また、最終更新あるいは編集中データの更新日時と、クラウドサーバへの登録状況を示します。
    •  [最終更新]データの保存期間は、Kiso-Cloudに登録されていない場合は7日間+αとなります(登録されている場合は、ユーザが[削除]しない限り保持されます)。

編集データの指定…[新規][ファイルを開く][一覧][地図][最終更新]

  1. 編集データの指定は[新規][ファイルを開く][一覧][地図][最終更新]から行います。
    •  編集データの指定により、現在編集中のデータが初期化されるため注意して下さい(編集中データを失いたくない場合は、先に[ファイルを保存]または[登録]を実施します)。
    •  現在編集中のデータが既にKiso-Cloud登録済みの場合は、編集データの指定により、現在編集中のデータが失われることはありません。
  2. 新しくボーリングデータの編集を開始する場合は[新規]をクリックします。
  3. 自身のPCに登録されているデータを(再)編集する場合は、[ファイルを開く]をクリックすると[アップロードするファイルの選択]ダイアログが表示されるので、編集したいボーリングデータファイルを選択し[開く]をクリックします。
    •  [CALS電子納品]ボーリング交換用(BED0400.DTD/BED0300.DTD/BED0210.DTD/ BED0201N.DTD/BED0201.DTD/BED0200.DTD/BED0110.DTD)・柱状-BASE・岩盤柱状-BASE形式を指定できます。
    •  柱状-BASE・岩盤柱状-BASE・旧CALS電子納品形式を指定した場合は、[CALS電子納品]ボーリング交換用(BED400.DTD)データ形式に自動変換されます。


  4. Kiso-Cloudに登録されているデータを(再)編集する場合は、[一覧]をクリックすると登録データ一覧表示サービス[⑤-1 ボーリングデータ関連]に移動するため、[自己登録]データ一覧表から編集したいデータの[編集]欄中[ボ]ボタンをクリックします (2019.09.08~)。
    •  登録データ一覧表示サービスの操作方法は[こちら]を参照して下さい。
  5. Kiso-Cloudに登録されているデータを(再)編集する場合は、[地図]をクリックすると編集中データの位置(経度、緯度)座標を画面中心位置として、Web-GISサービスに移動するため、地図上の登録データから編集データを選択します (2019.09.08~)。
    •  Web-GISサービスの操作方法は[こちら]を参照して下さい。
  6. 最後に編集していたデータを編集データに指定する場合は、[最終更新]をクリックします。編集途中で終了した、ブラウザの[←:戻る][→:進む]ボタンを押してしまった場合など、編集作業継続のため使用します。


ボーリングの編集(入力)…[A:標題情報]~[Z:フリー情報]

  1. [A:標題情報]から[Z:フリー情報]までの入力項目切替ボタンは、タブ([共通項目1][共通項目2][岩盤・地すべり項目1][岩盤・地すべり項目2])に分けて配置されています。
  2. タブ([共通項目1][共通項目2])の項目は、土質ボーリングと岩盤・地すべりボーリングの両方で共通の入力項目で、タブ([岩盤・地すべり項目1][岩盤・地すべり項目2])の項目は、岩盤・地すべりボーリング専用の入力項目です。
  3. [編集データの指定]を実施すると、指定データを読み込み[A:標題情報]を表示します。
  4. [共通項目1]などのタブをクリック後、[A:標題情報]などの入力項目切替ボタンをクリックして入力画面を切り替え、各情報を入力します。
  5. [A:標題項目]から[Z:フリー情報]まで、各入力項目・方法は[CALS電子納品]ボーリングデータ作成要領に従っています。
    •  [CALS電子納品]ボーリング交換用データ作成要領は[こちら]を参照して下さい。
    •  項目名が赤色のものは、柱状図に表示される項目です。電子納品をせず、柱状図だけを作成する場合は赤色の部分だけを入力します。
  6. 操作方法の詳細は[入力画面の操作方法]を参照して下さい。
  7. 入力補助機能の詳細は[入力補助の操作方法(本サービス特有の機能)]を参照して下さい。

[地図から設定]…位置座標の登録補助機能を利用できます。

  1. Web-GISと連動しており、地図上でクリックした地点の位置座標を登録します。
  2. [新規データ登録]ダイアログの[地図から設定]をクリックします。
  3. 表示された地図を[拡大][縮小][移動]し、クリックした当該地点の位置座標[経度・緯度]を読み取り、地図上部に表示します(秒精度は少数第2位固定となります)。
  4. マークをドラッグ&ドロップして、登録地点を変更することもできます。
  5. 標高を登録したくない場合は[C]をクリックします。
  6. [中心移動]をクリックすると、表示中の経度・緯度を中心に地図表示範囲が移動します。
  7. [登録して戻る]をクリックすると[新規データ登録]ダイアログに戻り、位置座標[経度・緯度]を登録します。
  8. [キャンセルして戻る]をクリックすると[A:標題情報]に戻ります([3) 経度、緯度]は変更しません)。

[E1:標準貫入試験]入力における補足事項

  1. 100mm毎の打撃回数・貫入量を記録していない場合の対応
    • CALS電子納品要領案では[100mm毎の打撃回数・貫入量を記録していない場合は、空白とし、合計欄にのみ、結果を記入する]とあります。
    • 本サービスでは合計欄は計算結果表示欄であり入力(記入)できないため、(200-)300mm打撃回数・貫入量に入力して下さい。
    • CALS電子納品データ作成時、(200-)300mm打撃回数・貫入量は入力せず、合計打撃回数・合計貫入量のみ入力することで、要領案に従ったデータを作成します。
      •  合計打撃回数・合計貫入量のみ入力されたデータで柱状図を作成した場合、(0-)100mm打撃回数・貫入量位置に同一値を表示します(次期柱状図作成機能にて(0-)100mm位置には表示しないよう修正の予定です)。

  2. ロッド自沈あるいはハンマー自沈の場合の対応
    • CALS電子納品要領案では[ロッド自沈あるいはハンマー自沈の場合は、打撃回数欄に"00"を記入し、貫入量欄に貫入量を記入する]とあります。
    • 本サービスでは本規定通りの入力が可能です。

柱状図の作成…[図表示][図保存]

  1. 柱状図の表示・・・[図表示]
    • [図表示]をクリックすると、柱状図作成要領案に従った柱状図をPDF形式で作成し、新しいタブを開いて表示します。
      •  作成する柱状図の種類は、[A:標題情報]の[基本情報][柱状図様式の種類]指定によります([その他(上記以外)]が指定された場合は土質柱状図が作成されます)。
    • 柱状図を直ぐに視認できるため本方法を推奨しますが、使用ブラウザのポップアップを許可(ポップアップブロックを解除)しておく必要があります(詳細は[こちら]をクリック)。
    • [図表示]をクリックしてエラーが表示される場合は、ポップアップを許可するように設定します。
    • 設定方法は使用ブラウザによります(検索エンジンで使用ブラウザ[IE] ポップアップ解除などキーワード検索により簡単に調べられます)。
    • 例えばIE10の場合は、[インターネットオプション]→[プライバシー]→[ポップアップブロックを有効にする]チェックを外します。
    • マルチタブ形式のブラウザを使用していない場合(あるいは設定により)新しいウィンドウが表示(ポップアップ)される場合もあります。
    • 表示された柱状図の[保存][印刷]等の処理は使用しているPDFビューワに依存します(多くは柱状図上で右クリックします)。

  2. 柱状図の保存・・・[図保存]
    • [図保存]をクリックすると、柱状図作成要領案に従った柱状図をPDF形式で作成し、ダウンロードします。
    • ダウンロードデータに対する処理[開く][保存]を選択します(表示ダイアログは使用ブラウザによります)。
    • IE(Internet Explorer)の場合、[保存]をクリックすると、pdfファイルが保存され、[Boring.pdfを開く]ダイアログが表示されます。

編集データの保存…[ファイルを保存][登録]

  1. データの編集が終了したときは、ボーリングデータを自身のPCに保存、あるいはKiso-Cloudに登録します。
  2. 編集データを自身のPCに保存する場合は、[ファイルを保存]をクリックすると、入力したデータを[CALS電子納品]ボーリング交換用(BED0400.DTD)データ形式でダウンロードします。
  3. ダウンロードデータに対する処理[開く][保存]を選択します(表示ダイアログは使用ブラウザによります)。
    •  入力途中での保存もできます(不測の事態に備え、頻繁に行うことを推奨します)。
  4. 編集データをKiso-Cloudに登録する場合は、[登録]をクリックすると、登録処理を行い登録IDが表示されます (2019.09.08~)。
    •  [登録]を行う場合は、前もって[経度、緯度]が入力済みである必要があります。
    •  Kiso-Cloudに登録した場合、以降は自動更新となるため、頻繁に[保存]処理を行う必要はありません。

入力画面の操作方法

  1. キーの説明
    • [Tab]…入力中の次のフィールドへカーソルを移動します(一般に右側あるいは下側)。
    • [Shift]+[Tab]…入力中の前のフィールドへカーソルを移動します(一般に左側あるいは上側)。
    • [Enter]…表形式の入力時に使い、入力領域にデータ入力中(入力モード)は、そのデータの入力確定になります。入力確定後に押すと、カーソルが直下へ移動します。
    • [Ctrl]+[→][←][↑][↓]…表形式の画面で、矢印の方向へ入力フィールドを移動します。

  2. 行の挿入、削除
    • 表形式の入力画面では、行単位で空白行を挿入したり、行の削除を行うことができます。
    • [行挿入][行削除]の対象となる行内の任意のセルをクリックして選択します。
    • 選択されたセル(入力状態になっている場合は隣のセル)上で右クリックをすると、[行挿入][行削除]のメニューが表示されるので、処理したい操作を選択します。
    •  入力状態(入力モード)のカレントセルで右クリックすると、[コピー][貼り付け]などの入力補助メニューが表示されます。
    •  表毎に最大行数は固定されており、[行挿入][行削除]により最大行数は変更されません。

  3. ドロップダウンリスト
    • ドロップダウンリストのある入力フィールドは、リストから選択して入力します。
    •  任意文字の入力ができない項目(例:調査目的、調査対象ほか多数)と、できる項目(例:読み取り精度など)とがあります。

  4. 列スクロール
    • [B:工学的地質区分名・現場土質名]入力画面と[L:試料採取]入力画面は、入力表を水平スクロールする場合、固定領域とスクロール領域に分かれています。
    • 固定領域は、[B:工学的地質区分名・現場土質名]画面が[下端深度]列と[工学的地質区分名・現場土質名]列、[L:試料採取]画面が試験区間(上端深度、下端深度)と試料番号です。
    • スクロール領域は、スクロールバーで水平スクロールができ、表示されていない列を表示することができます。
    • 固定領域は、スクロール領域を動かしても固定されているので、深度などの情報を常に確認できます。













入力補助の操作方法(本サービス特有の機能)

本サービスで特有の、以下の入力補助機能について説明します
  1. B:工学的地質区分名・現場土質名
    • 工学的地質区分名・現場土質名を入力するときは、入力欄にカーソルを移動して[工学的地質区分名・現場土質名]ボタンを押すと「工学的地質区分名・現場土質名の選択」ダイアログが表示されます。
    • 土名の入力は、それぞれ「補助名称(混)」「補助名称(質)」「土コード」をクリックして選択すると、対応した名称、コードが表示欄に表示されます。
    • (混)(質)の入力を取り消すときは、各選択表の一番上にある「空白」をクリックします。
    • [入力]ボタンを押すと土名が確定するので、ダイアログを閉じて入力画面へ戻ります。
    • 「土コード」以外の「堆積岩コード」~「その他コード」は、表中から名称を1つだけ選択します。組み合わせの選択はできません。
    • ダイアログで指定できない名称は、入力欄へ直接入力しでください。
    • [全行補間]ボタンを押すと、工学的地質区分名・現場土質名に対応した記号、コードが、空白になっている箇所にのみセットされます。
    • 工学的地質区分名・現場土質名を直接変更した時などは、記号、コード欄を空白にし、[全行補間]ボタンで該当項目をセットします。
    • 互層はダイアログで入力できないので直接入力し、記号、コードは[全行補間]ボタンでセットします。
    • 記号・岩石群・コードの補間方法は[柱状-BASE.NET]と同一です。詳細はこちらへ
  2. C:色調
    • 色調名欄にカーソルをセットし、左の選択表をクリックして色名を入力します。
    • 色名は、選択する都度、後方に追加されます。
    • 色調名欄をクリックすると、編集できるようになるので、誤りを修正できます。
    • 「選択色調名」に表示されている名称は、対応する工学的地質区分名・現場土質名で出現頻度の高い20種を表示しています。
    • ラジオボタンで[頻度順](初期状態)を選択すると、出現頻度順に表示するので、多くの場合、上方から選択できます。
    • [色順]は、色名を色調系統順にソートして表示するので、全体から探すときに便利です。
    •  「選択色調名」に表示される色調は、入力された[工学的地質区分名・現場土質名]に応じて、Kiso-Cloudに蓄積された地盤ビッグデータを解析した[お勧めリスト]です。
  3. D1:観察記事
    • 観察記事欄をダブルクリックすると、「観察記事欄編集」ダイアログが表示されるので、編集欄に記事を入力して[確定]ボタンを押します。
    • 記事の行を改めると、印刷時にも改行されます。
    • 柱状図記事欄の幅によっては文章の途中で改行されることがあります。このような場合は、「\n」を入力すると印刷時に意図したところで改行させることができます。
  4. D2:観察記事枠線
    • 枠線下端深度の初期値は、記事の下端深度となっていますが、任意に変更できます。
    • 枠線を引きたくないときは、行削除で削除します。
    • [再セット]ボタンを押すと、問い合わせダイアログが表示され、[OK]ボタンを押すと表全体に初期値として記事の下端深度がセットされます。
    • 一部を直すときには、個別にそれぞれの箇所を修正してください。
  5. O1:地質時代区分
    • 「地質時代名」欄にカーソルをセットして[地質時代区分コード入力]ボタンを押すと、「地質時代区分コード」ダイアログが表示されます。
    • ツリー表示の[+]マーククリックしてツリーを展開し、地質時代名(完新世、更新世など)をクリックすると、地質時代名とコードが表示されます。
    • [入力]ボタンを押すと、地質時代名と対応したコードがセットされます。
    • 入力画面で、「形成年代上限」などのコード欄にカーソルがあるときは、選択された地質時代のコードだけがその欄にセットされます。
  6. G1:硬軟区分 (G2:ボーリングコアの形状区分、G3:割れ目の状態区分、G4:風化の程度区分、G5:熱水変質の程度区分)
    • 「硬軟区分(コード)」はプルダウンメニューから選択して入力できますが、右のコード表を参照して内容を確認し、「入力」欄のマークをクリックしても入力できます。
    • [硬軟区分判定表]タブのコードは要領案で定められたコードですが、[硬軟区分判定表(G1様式)]タブのコードは、コード、記号、区分、説明を任意に設定することができます。
    • 新たなコードを定義するときは、空白行をクリックしてデータを入力し、[登録]ボタンを押します。
    • 既存のデータも任意に修正できます。
    • [初期値設定]ボタンを押すと、判定表の初期値が設定されます。
  7. T1:岩級区分
    • 「岩級区分(コード)」はプルダウンメニューから選択して入力できますが、右の「岩級区分判定表(T1様式)」で内容を確認し、「入力」欄のマークをクリックしても入力できます。
    • 「岩級区分判定表(T1様式)」は、当初、初期値が表示されますが、新たにコードを追加したり、内容を修正したりすることができます。
    •  判定表の初期値は、電子納品要領案に記載の内容です。
    • 変更をしたときは[登録]ボタンを押して、変更内容を登録します。
    • [判定表追加]ボタンを押すと、新たな判定表を作成することができます。T1様式に則ってコード、項目、区分、説明を入力してください。
    •  このとき、新たに作成されるコードは既存のコードと重複しないようにしてください。
    • 追加した判定表は、判定表番号で指定します。
    • [判定表削除]ボタンを押すと、表示されている判定表が削除されます。
    • [初期値設定]ボタンを押すと、判定表が初期値に戻ります。

注意事項

  1. 1つのユーザIDで同時に作成できるデータ数は1つに制限されています。
    •  複数のPCあるいはブラウザで、ボーリングデータを同時に編集しないよう注意して下さい。
  2. データ編集中はブラウザの[←:戻る][→:進む]ボタンを使用しないで下さい。
    •  使用を検出した場合は、強制的に初期画面に遷移します。
    •  [最終更新]をクリックする事により編集を継続することができますが、[←:戻る][→:進む]を押した画面で入力したデータの更新が実施されていない可能性があるため、入力データを確認(編集)して下さい。

公開状況

  1. Ver.4.1.0.0  2018/12:サービス開始

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